現在、波乱を含んだ上昇下降を繰り返している仮想通貨ですが、仮想通貨を取引する上で、やはり価格の動向や市場の流動性を把握するのは重要になってきますよね。そんな時、役立つのが分析ツールです。
そこで今回は、分散型取引所利用トレーダーに人気の分析ツール「DEXTools」をご紹介していきたいと思います。この記事では、DEXToolsについてや、DEXToolsアプリの特徴やメリット・デメリットなどを解説していきます。実は気になっていたという方はぜひ最後までご覧になって行ってくださいね。
DEXToolsとは
DEXTおおlsとは、暗号通貨取引所の一つである分散型取引所(DEX)の市場分析や上場している仮想通貨の比較ができるツールです。アプリ版とウェブ版の2種類があり、使用できるデバイスは、パソコン、スマートフォン、タブレットです。
そもそもDEXとは?
DEXとは、Decentralized Exchangeの略で、日本語だと分散型取引所になります。DEXは、ブロックチェーンを活用することで、管理者を中心に置くことなく、ユーザー同士で直接暗号資産の取引を行うことができる取引所のことです。
DEXToolsを使ってできること
- DexTboard:おすすめの仮想通貨がランキング形式で表示され、詳細情報を確認できる
- Pair Explorer:DEXTools上のトークンの価格チャートや詳細情報を検索できる
- Live New Pairs:販売を控えているトークンペアやリリースされたばかりのトークンペアを確認できる
- Big Swap Explorer:大口で行われている売買取引を確認できる
- Multi Chart:最大10個のトークンチャートを同時に表示できる
- MultiSwap:複数のトークンペアのスワップ画面をショートカット登録できる
- Stats:選択したチェーン上のDEX間で、価格上昇中のトークンをランキング形式で確認できる
- Products:価格ボットやアプリへのリンク、SNSアカウントなどがDEXToolsが提供する各種サービスがまとめられている
- Simulator:投資シミュレーションができる
- DEXTswap:集計気を使ってDEXを比較できる
- Burn:DEXToolsのネイティブトークンであるDEXTのバーン状況を確認できる
- DEXTools Academy:DEX Toolsが運営するYouTubeチャンネル。DeFiやWeb3関連の動画閲覧が可能
以上のことが、DEXToolsを使ってできることです。DEXToolsは、無料でも利用できますが、有料プランもあります。Simulator以降は有料プランメニューです。
DEXToolsアプリの特徴やメリット・デメリット
続いて、アプリの特徴や、メリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
分散型取引所に特化したデータ分析が行える
DEXToolsは、名前からも分かるように分散型取引所(DEX)での取引に特化したツールとなっています。リアルタイム取引の価格や流動性情報をブロックチェーンから直接収集しているため、複数のDEXで取引されているトークンを1つのプラットフォームで効率的に比較・分析できるのです。
正確なデータに基づいた判断
DEXToolsは、ブロックチェーン上の取引データをプロジェクトの信用に依存しないのが特徴です。大口取引や流動性プールの詳細を確認する場合は特に、正確なデータに基づいて判断することができます。
ブロックチェーンベース以外の情報は入手できない
プロジェクト自体のニュースや、取引所が独自に提供するトークンの詳細情報など、ブロックチェーンから取得できない情報については情報を入手するのが難しいです。
資産の一元管理には向いていない
ユーザーの資産の一元管理や分析は、あまり機能が充実しておらず苦手です。無料プランでは、ウォレットを接続することで保有している資産を閲覧できる機能は利用できません。
日本語対応していない
残念ながら、現在日本語の対応がされていません。DEXToolsは英語を始め複数の外国語には対応しているので、この言語が得意な方には問題ありませんが、不慣れな方や、苦手な方には使いづらいと感じるかもしれません。
まとめ
DEXToolsは、言語の壁はあるものの、分散型取引所(DEX)の市場分析には特に特化したツールです。できることなら、DEXToolsという専用ツールを活用して仮想通貨取引を賢く効率的に行いましょう。