【iPhone】インターネット共有がすぐ切れる理由は?何台まで出来るの?

【iPhone】インターネット共有がすぐ切れる理由は?何台まで出来るの?

iPhoneのインターネット共有は、パソコンやタブレットをWi-Fiが繋がらない屋外で使用する際に便利な機能です。

しかし、「さっきまで使えていたのに急に接続が切れた」「いつの間にか勝手に接続が解除される」と感じたことはありませんか?
外出先でWi-Fi環境がないところで、パソコンやタブレット、ゲーム機にも繋げることができるテザリング機能ですが、肝心のネット接続が不安定だとストレスの原因になりやすいです。

この記事では、iPhoneのインターネット共有(デザリング)がすぐ切れる主な原因と、安定して使うための具体的な対処法、さらに何台まで同時接続できるのかについて、iPhoneユーザー向けにわかりやすく解説します。

目次

iPhoneのインターネット共有がすぐ切れる主な原因

iPhoneを介して行うインターネット共有は、常に接続し続けられる設計ではありません。

電波が悪いところにいたり、セキュリティ上の問題で、自動的に共有が解除されることがあります。

インターネット共有が切れる主な原因を以下に紹介していきます。

一定時間の無通信(自動切断)

iPhoneを省電力モードにしていると、一緒に接続しているデバイス(PCやタブレット等)から約90秒間データ通信が行われないと、iPhoneがこの端末から使用されていないと判断し、バッテリー節約のためにテザリングが自動的にオフになります。

すぐにデザリングが切断されないためには、省電力モードをオフにすると長時間繋がったままで使用可能です。

自動ロック(スリープ)

 iPhoneの画面がロックされると、省電力機能が自動的にオンになり、接続が切れやすくなることがあります。

インターネット共有をしている時は、一時的にiPhonenの「設定」から「画面表示と明るさ」を開き、画面の自動ロックをオフにしてください。

そうすると他端末とのインターネット接続が安定する場合があります。

設定画面を閉じている

初回接続時やネット接続が不安定な時、iPhone側の「インターネット共有」画面を表示したままに子機側から認識されず切断されることがあります。

「低電力モード」の有効化

iPhoneが低電力モードになっていると、バックグラウンドの通信が制限されるため、接続がより切れやすくなります。
その結果、インターネット共有が不安定になったり、一定時間で切断されたりすることがあります。バッテリー残量が少ないときほど、この問題が起こりやすいので、iPhoneの充電を使用しながらインターネット共有をするとすぐ切れる心配がありません。

電波状況や通信環境

インターネット共有は、iPhoneが受信しているモバイル通信を他の端末に分配する仕組みです。そのため、電波が弱い場所や回線が混雑している時間帯では、接続が途切れやすくなります。

特に人の多いエリアや地下鉄の駅、地下街などでは繋がりにくいので気をつけましょう。

iOSの不具合・アップデート直後の影響

iOSがアップデート直後は、一時的に通信関連の挙動が不安定になることがあります。インターネット共有が頻繁に切れる、接続自体ができないといった症状は、ソフトウェア側の不具合が原因の場合も少なくありません。

このような事態が生じたときは、iPhoneを再起動するとインターネット接続が落ち着きます。

iPhoneのインターネット共有がすぐ切れる現象をなくす対処法

iPhoneのインターネット共有(テザリング)が切れないようにするには、iPhoneの省電力機能を抑えつつ、通信の優先順位を維持する設定変更が有効です

インターネット共有の設定画面を開いたままにしておく方法も効果的です。他デバイスと共有中は設定画面から「インターネット共有」の画面を表示しておくと、切断されにくくなります。

また、一度通信をオンオフする、Wi-Fiのオンオフなど、通信接続をリフレッシュする操作も有効です。

USBテザリング

安定性を重視するなら、USBケーブルを繋いでのテザリングもおすすめです。Wi-Fiよりも通信が安定しやすく、画面ロックによる切断も起こりにくいため、長時間の作業には向いています。

また、一度機内モードをオンにしてからオフにする、Wi-FiやBluetoothを再起動するなど、通信機能をリフレッシュする操作も有効です。改善しない場合は、iPhone本体の再起動を試してみましょう。

iPhoneのインターネット共有は何台まで同時接続できる?

iPhoneのインターネット共有は、最大5台まで同時接続を行えます。しかし実際には同時に接続している端末の台数が増えるほど、通信は不安定になります。

複数台を同時に接続すると、回線速度が分散され、動画視聴やオンライン会議など通信量の多い用途では、切断や速度低下が起こりやすくなります。

インターネットを安定して使いたい場合は、接続台数を1〜2台に収めた方が切断するリスクが減ります。

インターネット共有が不安定なときの注意点

インターネット共有は非常に便利ですが、モバイル回線を使う以上、固定回線のような安定性は期待できません。長時間利用するとバッテリー消費が激しくなり、本体が熱を籠ってしまい通信性能が低下することもあります。

また、通信量が一度に増えすぎると、契約している料金プランによっては速度制限の対象になります。デザリングを使ってスマホをオンにしたままだと、通信料が一気に増えるので注意が必要です、

iPhoneでのインターネット共有がすぐ切れる場合の代替手段

もし、インターネット共有が頻繁に切れて業務や作業に支障が出る場合は、モバイルWi-Fiルーターの利用も検討するとよいでしょう。専用機器のため接続が安定し、複数台同時接続にも強いというメリットがあります。

自宅での利用が中心であれば、ホームルーターや固定回線を導入することで、ストレスなくインターネットを利用できます。

まとめ

iPhoneのインターネット共有がすぐ切れる原因は、仕様・設定・通信環境など様々な要因によって引き起こされないGAMEが複数あります。

多くの場合は。iPhone設定の見直しや使い方の工夫で改善できますが、用途によっては代替手段を選ぶことも重要です。iPhoneの特性を理解したうえで、状況に合った方法を選ぶことが、快適なネット環境への近道といえるでしょう。

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