SIMフリーiPhoneとSIMロックiPhoneの見分け方
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月額の利用料金が大幅に安くなる格安SIMを利用するために。docomoで購入したiPhoneであれば、多くのSIMに対応している場合が多いです。(docomo回線利用のため)
一方で、それ以外のキャリアの場合は格安SIMを利用するためには、手続きが面倒だったり、そもそも使えない場合もあります。
ですので、格安SIMを間違いなく使うなら、SIMロックがされていないSIMフリーiPhoneが確実。
App Storeで購入したSIMフリーiPhoneであれば間違いありませんが、友達から譲ってもらった時や、中古で購入した時には「このiPhoneはSIMフリーなの?」と確認しなくてはいけません。
そこで、ロック版のiPhoneとフリーiPhoneを見分けるためのポイントについてまとめます。また、もしロック版iPhoneだった時に、ロックを解除する方法についても合わせて紹介しています。
photo by mroach
SIMフリーかどうか見分ける方法
実際にこのiPhoneはSIMフリーなの?という事を見分けるには、次の2点について調べます。
- 販売国で判別する。
- SIMカードを挿してみる。
順番に解説していきます。
販売国で判別する。
日本のAppleStore等で購入した以外のiPhoneの場合。海外製iPhoneには、香港のように元々SIMフリーのみしか販売してないところや、一定の条件でSIMフリーにできるタイプがあります。
今持ってるiPhoneがどこの国用なのか?は、次のように調べてみましょう↓
設定の「アイコン」をタップ。
「一般」を選択。
一番上の「情報」をタップします。
少し下に進んだところにある「モデル」に注目。 ここではMGAE2J/Aとなってますが、ここが「J/A」や「J」となってたら販売国は日本です。
末尾が別のイニシャルになってたら、海外の販売国という事になります。販売国コードについては、こちらの記事を参考に確認。
販売国が分かったら、以下の参考サイトを見ながら「SIMフリーかどうか?」を確認していきましょう。
参考サイト:iPhone 6、アメリカ・日本・香港・欧州モデル の周波数対応表
SIMカードを挿してみる。
iPhoneのSIMロック版と、SIMフリー版について… 実はハードウェア(本体)的には2つの端末はまったく同じもののようです。
Phone 6/6 Plusにはキャリアが販売するSIMロック版と、Appleが販売するSIMロックフリー版があるが、実はこの2つはハードウェア的にはまったく同じものだ。SIMロックは端末側ではなく、Appleの認証サーバー側に設定されていて、SIMをセットした際にそのサーバーの情報を受けて、セットされたSIMが使えるか、使えないかを判断しているという。
引用元:https://www.itmedia.co.jp/
…つまり、今の現状 日本製のiPhoneに関しては、どちらなのかを本体設定等で判別する事は不可能という事。
ですので、実際にSIMカードを挿してみてその表示で確認する他ないようです。
先ほどやった、処理の続きで… 「キャリア」のところを見てみると「ソフトバンクモバイル」となっていますね。
これはソフトバンクのSIMカードを挿してみた例ですが、別のSIMカード(ここではSoftBank以外)を挿してみて…同じようにそのSIMのキャリア名が表示されるのであればSIMフリー。
「Wi-Fiの設定」等、別の画面に飛んでしまようなら、SIMロック版のiPhoneという事になります。
iPhoneのSIMロックを解除するには?
自分の持っているiPhoneがSIMロック版のiPhoneだった場合、様々な方法でSIMフリーのiPhoneにする事ができます。
まず、2014年の12月に総務省のガイドラインが改定されて、2015年5月以降に販売する端末についてはSIMロックを解除できるようにする事が義務化されました。
これによって、これ以降に販売されたiPhoneは、各キャリアと手続きする事で簡単にSIMフリーにする事ができます。
2015年5月以降に販売されたiPhoneをSIMフリーにする
docomo/SoftBank/auの大手キャリア3社とも、基本的には同じ方法。
ネット上で手続きを行うか、それぞれのショップ店頭で行う方法があります。
手数料 | 必要なもの | 特徴 | |
---|---|---|---|
ネットで手続き | 無料 | 免許証等が必要な場合も。 | 全てお任せ。 |
ショップで手続き | 3,000円 | 製造番号。 (「一般」>「情報」で確認可) |
自分で操作する必要がある。 |
よほど自分でやるのが面倒でない限りは、基本的にはネットでの手続きが早いです。
必要な操作も各キャリアの管理画面上で簡単な操作を行うだけ。
注意点としては、SIMロックの解除ができるのは購入後に6ヶ月以上経過している必要がある事。
そして、繰り返しになりますが2015年5月以降に発売されたiPhoneである事です。
各キャリアの解除方法の手続きへのアクセスと、解除機能対応端末は次の表を参考にして下さい。
キャリア | 解除方法 | ロック解除対応端末 |
---|---|---|
docomo | ▶SIMロック解除の手続き | ▶SIMロック解除対応機種 |
SoftBank | ▶SIMロック解除 | ▶解除機能を搭載した製品 |
au | ▶SIMロック解除のお手続き | ▶SIMロック解除が可能な端末一覧 |
2015年5月以前に販売されたiPhoneをSIMフリーにする
iPhone4やiPhone5等、総務省の規制が行われる前に販売されているiPhoneをSIMフリー化する場合。
「SIMロック解除アダプター」と呼ばれる、解除用の専用のアイテムを扱う必要があります。
アダプター自体は、1000円以下で入手する事ができる安いものです。
▶関連:SIMロック解除アダプター
ただし「SIMロック解除アダプタでSIMフリー化、成功と失敗を紹介」の記事で書かれているとおり、ロック解除に成功する場合と失敗する場合があります。
ですので、この方法を使う場合には「昔使ってたiPhoneを、せっかくだから格安SIMでも使えるようにSIMフリー化したい」というように…
余ってるiPhoneを、2台目やサブ用として使う場合に行うのがほうが無難でしょう。
格安SIMを比較しよう!
いろいろなキャリアから出ている格安SIMはその種類も豊富です。
「そもそも格安SIMがよく分からない!」「どのメーカーのSIMが良い?」という人も多いかも。
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