やらないとヤバイ？iPhoneでウイルス対策をする方法

パソコンではやっていて当たり前のウイルス対策。iPhoneではやる必要はないのでしょうか？また、具体的に対策するためにはどうのような方法があるのでしょうか？

photo by Yuri Samoilov

iPhone アプリは基本的に安全

App Store で提供されいているアプリは、Appleの厳しい審査を通過したアプリです。また、この時にウィルスチェックも行っているため、基本的にApp Store経由で入手したアプリについてはウイルス等の影響はなく安全と言えます。

（逆に言うと、Jailbreak「脱獄」等の操作によって使う事になる対象外のアプリは危険が多いということ）

Safari や メールソフトは？

Safariやメールソフトも、iPhone側から見るとアプリのひとつでしかなく、基本的には安全と言えます。

但し、ウィルスを含むメールや不正データを自動ダウンロードさせる場合もなくはないため、こういった動作が不可能になる設定をしておくと尚安心です。

htmlメールの画像読み込みを停止

htmlメールは、インターネットサイトのように見せた画像を含むメールです。画像中に不正データがある場合もあるため、この操作が行えないようにしておきます。

iPhoneの操作で、「設定」＞「メール/連絡先/カレンダー」の順に選択し、下にスライドさせたメール項目内の「画像を読み込む」をオフにしておきましょう。

JavaScriptをオフ

サイト閲覧中のコンテンツに多く含まれるJavaScript。システムの脆弱性によって、勝手にソフトがインストールされてしまう場合等もごく稀にあります。これらの動作が不安な場合は、設定でオフにしておきましょう。

iPhoneの操作で、「設定」＞「Safari」＞「詳細」の順に進みます。詳細内の「JavaScript」のスライドをオフにすれば完了です。

その他の対策

ウイルス対策として行えるその他の対策です。

ios を最新バージョンに

脆弱性を克服していくために、iosのバージョンは最新のものにしておきましょう。

アプリも最新バージョンに

iosと同様に、アプリも最新のものにするようにします。面倒な場合は、自動アップデートを設定しておいても良いかもしれません。

ウイルス対策アプリでチェック

App Storeの厳選な審査と、サンドボックスと呼ばれるiPhone内でも決められた領域でしか動作しない仕組みによって、高いセキュリティが保たれているiPhoneですが、それでもiPhone内部の様子が気になる場合には対策アプリでチェックしてみる事も一つの方法です。