iPhoneが膨らんで怖い!バッテリーが膨張した時の正しい対策

iphone 膨張対策

iPhoneがバッテリーが原因で膨らんでしまった時の対策方法について一覧でまとめました。

iPhone 6plus のバッテリーが膨張してしまいました

メインとしては使わずに、別の用途で使っていた数年前に買った「iPhone 6plus」。

ある日、ふと見てみると見事に膨らんでいました↓

テレビ等で「スマホバッテリーが原因で発火して爆発!」のようなニュースはよく見てましたが、まさか自分のiPhoneがなるとは思ってませんでした。

このまま使い続けるのはかなり危険。当然ですが「そのままゴミ箱へ捨てる」な絶対NGなので、正しい方法で処分するようにします。

 

iPhoneのバッテリーが膨らむ原因

iPhoneのバッテリーが膨らむと、その膨張が原因でパカッとiPhone本体が開いてしまいます。

バッテリーが膨張する主な原因は次の3つです。

  1. 充電しながらiPhoneを使い続ける。
  2. バッテリーの寿命。
  3. バッテリーの初期不良。

バッテリーが劣化してしまうと、バッテリー内で発熱が起きやすくなる。そして、その発熱が原因でバッテリ内部にガスが発生し、そのガスによって膨らんでしまうというわけです。

筆者の場合は、こんな感じにiMacで常に充電しながらタイマーアプリを1年以上使い続けていました

充電しながらアプリを使い続けるのは良くない…という事は知っていましたが、「使ってないiPhoneだしいいかー」と安易な気持ちで使っていたのが悔やまれますね。

 

iPhoneのバッテリー膨張を放置するとどうなる?

バッテリーが膨張したiPhoneをそのまま使うとどうなるのでしょうか?(普通は、怖くてできませんが…)

iPhoneに関わらず、一般的なスマホに使われているのはリチウムバッテリーです。

リチウムバッテリーは「衝撃に弱い」という特徴があり、衝撃を与えると発火が起きる場合があります

ハンマーなどで叩く実験映像が有名ですが、例えば、そこまで激しい衝撃を与えていないはずの、修理中等のちょっと衝撃でも発火&爆発が起きています↓

なので、iPhoneが膨張してしまったら場合は「直ちに使用を中止する」が大原則。電源が入っている場合は、電源もOFFにします。

専門家の対策方法としても、膨張等が確認された時はすぎに使用しないように!と推奨されていますね。

 

iPhoneが膨張した時の正しい対策

膨張した後で使用を中止するのは分かったけど、その後はどうすれば? という疑問が出てきます。

iPhoneが膨張してしまった場合の対策方法は「修理に出して治す」「そのまま適切に処分する」の2択です。

バッテリーが膨張したiPhoneを修理する場合

Appleに無償交換を依頼できる?

Appleでは「バッテリーが劣化したiPhoneの性能を意図的に下げていた」事実があり、それが原因でユーザーにバッシングされた事がありました。


出典:https://www.apple.com/jp/iphone-battery-and-performance/

「買い替え推奨のためにやってるのでは?」のような意見が多かったのが、Appleから公式にこんな回答が。

さらに、「そんな事はないよ!」という姿勢を見せるために、バッテリーの無償交換を行っています。

無料で交換してもらえる条件としては、次に該当する場合です↓

  • iPhone SE 以降のiPhoneを使っている。
  • Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象になっている。

また、期間限定( 2018 年 12 月 31 日迄)で、保証対象外であってもiPhone SE以降のモデルの場合は3,200円で交換してもらえます。

「過失や事故による損傷は Apple 製品限定保証の対象外」となるので、バッテリーが膨らんだ原因によっては対象外となるケースも考えられます。

また、膨張が原因でのバッテリー交換の場合、バッテリー交換というよりも「基盤が傷んでいる可能性がある」との理由で、本体まるごと交換になるケースもあります。

バッテリーが膨張したiPhoneを修理に出す

Apple公式ではありませんが、修理業者に持ち込みで対処してもらえるケースもあります。

実際、バッテリー膨張が原因の修理を行っている業者は多数あります。

「膨張が原因で液晶が割れている」等の他の修理が必要な場合を除き…バッテリー交換に必要な金額はおおよそ5,000〜8,000円程度が相場です。

(機種が新しくなるにつれて、バッテリー交換費用も高額になります。)

Appleサポートへの持ち込みで、思ったような回答が得られなかった場合は、修理業者に依頼も検討しても良いかもしれません。

▶関連:iPhone修理に必要なもの・料金の相場はどれぐらい?

 

バッテリーが膨張したiPhoneを処分する場合

もう使わないから処分したい!という時には、買い取り(下取り)を依頼するか、処分するかの方法があります。

膨張したiPhoneの買い取り(下取り)を依頼する

大手キャリアでは「下取りプログラム」により、新しいiPhoneの機種変更時に下取りをしてくれます。

ですが、膨張してしまったiPhoneは、多くの場合「下取り不可」となるケースがほとんどです。(ごく僅かな場合、レアケースとして下取りされる場合もあります)

一方、iPhoneの買い取り業者では、パネル等が割れてしまって場合は「ジャンク品」として買い取り査定額が提出されています。

パネル割れ等がない「バッテリー膨張だけ」の場合だと、バッテリー分を差し引いた額で正規品として買い取ってもらえます。

膨らんだiPhoneを安全に処分する

「下取りも買い取りもできなさそう」「手続きがめんどくさい」という人はiPhoneを処分します。

処分する方法としてベストなのは、携帯キャリアに持ち込めばOK。下取り等はできませんが、「ただの処分」であれば、そのまま無償で行ってもらえます。

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