新しくiPhoneを買い換えると、デフォルトとして追加してあるアプリがズラッと並んでいますよね。しばらくiPhoneを使用してから「初期アプリは削除していいのかな…」と素朴な疑問を持ったことがある人も多いのではないでしょうか?
せっかく新機種のiPhoneに買い換えても、不要な初期アプリがホーム画面とストレージを占領していると使いづらいですよね。
そこで今回は、「iPhoneのどの初期アプリを削除していいのか?」また、削除しない方がいい大切なアプリを紹介します。また、間違えて削除した後に復元する方法を分かりやすく解説します。
iPhone初心者の方でも、この記事を読めば安全にスッキリとホーム画面を整理できるようになります。
iPhoneの初期アプリについて
iPhoneを購入したときに最初から端末に入っている基本的なアプリのことを「初期アプリ」といいます。
たとえば、Safari(ブラウザ)・カレンダー・メール・マップ・FaceTime・Music・天気などがあります。Appleが提供している公式アプリで、iPhoneを使用する際に必要な基本的な機能を支える存在でもあります。
日常生活に必要なアプリも多数入っているため大変便利ですが、動画編集や音楽制作に特化したアプリも入っており、趣味や仕事で使わないユーザーには不要です。
スマホの基本機能、端末設定に必要なアプリ、エンターテイメントに使用できるアプリをジャンルごとに紹介していきます。
iPhoneの主な初期アプリ
iPhoneの初期アプリとして主に導入されているものは、以下の通りです。
基本機能 | 情報と整理 | エンターテイメント |
電話 | 設定 | ミュージック |
メッセージ | App Store | Apple TV |
Safari(ブラウザ) | ファイル | ポッドキャスト |
メール | 探す機能 | ブック |
FaceTime | 時計 | iMovie(動画編集) |
カメラ | コンパス | GarageBand(音楽制作) |
写真 | 計算機 | Pages |
連絡先 | 天気 | Numbers |
カレンダー | ボイスメモ | Keynote |
メモ | ウォレット | ジャーナル |
リマインダー | 株価 | ヘルスケア |
フィットネス |
主な初期アプリには、以上のものがあります。こうして一覧にしてみると本当に多くのアプリがありますよね。この中でもiPhoneの基本機能を担っている初期アプリは削除することができません。
削除できないiPhoneの初期アプリ
iPhoneにダウンロードされている初期アプリのうち、以下のものは削除することができません。携帯としての大切な機能を担っています。
- 電話
- メッセージ
- Safari (ウェブブラウザ)
- 設定
- Apple Store
- カメラ
- 写真
- 時計
iPhoneの初期アプリはどれを削除していい?
それでは、実際にiPhone内の初期アプリから削除していいものを確認していきましょう。
基本的には、日常生活やシステムに関係しないアプリならどれを削除して問題ありません。
削除しても問題ないアプリの例
以下のような普段使わないiPhoneの初期アプリは削除していいはずです。
ヒント | iPhoneの使い方を紹介するサポートアプリですが、慣れてくれば不要 |
株価 | 投資や株の値動きに興味がなければ完全に無縁 |
Podcast | ラジオや配信を聞かない人は削除してもOK |
Watch | Apple Watchを持っていなければ不要 |
ホーム | Apple製品のスマート家電を持っていなければ不要 |
iMovie(動画編集) | 動画編集を行わない場合はいらない |
GarageBand(音楽制作) | 音楽制作に縁がなければ必要ない |
Numbers | Apple版の書類作成に特化したアプリ |
Pages | Apple版のエクセルシート |
Keynote | Apple版のプレゼンテーションが作成アプリ |
iPhoneでオフィス作業を行う場合はMicorsoft Officeに似た機能をもつアプリを取っておいても良いかもしれませんが、ほとんどの場合はパソコンから仕事をするはずなので、削除しても問題ありません。
また、Apple公式のアプリではなくても、アプリストアから自分に使いやすい代わりのアプリを見つけることができます。自分好みにカスタマイズしてから、不要な初期アプリを削除することをおすすめです。
iPhoneに残しておくべき大切な初期アプリ
続いては、「削除しないほうがいい」重要な初期アプリを紹介します。
中には削除できないものもありますが、消せる設定になっていてもシステム機能やセキュリティに関係しているものは残しておくのが無難です。
削除しない方がいいアプリ
主に以下のような初期アプリは削除しない方が便利です。
メッセージ | ショートメール(SMS)の送受信に不可欠 |
FaceTime | iPhoneユーザー同士で気軽にビデオ通話が可能 |
App Store | iPhoneにダウンロードする新しいアプリの入手ができる |
ファイル | ダウンロードしたデータや書類の管理に必要不可欠 |
ヘルスケア | 歩数や心拍数などの日々の健康データが残る |
カレンダー | 手帳なしで日々のスケジュール管理ができる |
メモ | 日常生活に欠かせない情報をメモして保存するのに便利 |
ウォレット | キャッシュレス決済に必要なアプリ |
iPhoneの存在は日々の生活と切り離せなくなっており、情報の整理やスケジュール管理に便利な初期アプリもたくさんあります。このようなアプリを上手く使いこなして、日常生活に役立てましょう。
iPhone初期アプリの復元方法
iPhoneでは削除した初期アプリをApp Storeからすぐに復元できるため、誤って消してしまっても心配する必要はありません。復元手順は以下の通りです。
- Apple Storeを開く
- 検索バーから探したいアプリ名を入力
- アプリの「ダウンロード」アイコンをタップ
- 数秒から1分以内にダウンロードが完了し、ホーム画面に再表示
Apple純正アプリはすべてダウンロードが無料なので、復元時に料金はかかりません。
また、iCloudバックアップをオンにしていれば、以前のデータ(設定・履歴など)がそのまま戻ることもあります。
まとめ
iPhoneの初期アプリの中で削除していいものは、日常生活や仕事に不要なアプリを挙げることができます。しかし、メールやカレンダー、ウォレットのようにシステムや便利な生活をする上で必要なものは残しておいた方が安心です。
万が一初期アプリを削除しても、App Storeからいつでも無料で復元できるので心配はいりません。ホーム画面を整理して、本当に必要なアプリだけを残せば、操作も快適でストレスのないスマホライフを送れます!