iPhoneで格安SIMを使う時の流れは?機種変/新規別

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iPhoneを使って格安SIMキャリアを利用する時。どんな手続き何が必要?という事を機種変更・新規別にまとめてみました。書類の様式は違うものの、基本的な流れはどこも同じ。全体の流れを把握したい時の参考にしてみて下さいね♪

photo by warrenski

 

格安SIMが使えるiPhoneを用意する。

格安SIMは、どのiPhoneでも使えるというワケではありません。ケース別に用意が必要なiPhoneは以下のとおりです。

今現在iPhoneを持ってない時

カラゲーやiPhone以外のスマホを使ってる時は、新しくiPhoneを用意します。この時に買うiPhoneは、AppleStoreで売ってる「SIMフリーiPhone」を買いましょう。SIMロックがかかってないiPhoneの日本での純正はココのみ。中古品を買うというチョイスもありますが、Appleサポートが受けれなかったり、ちゃんと使えるか?という確実性に欠けると思います。

大手携帯キャリアのiPhoneを使ってる時

大手キャリアで購入した(実質無料等のサービスを使って)iPhoneは、現状「SIMロック版のiPhone」です。SIMロックがされてるという事は…基本的にそのキャリアのSIMしか使えないという事。ですので、あらためて「SIMフリーiPhone」を購入する必要があります。

但し、docomo購入のiPhoneを使ってる場合は別

多くの格安SIMのキャリアの多くがdocomoの回線網を借りて運用しています。だから、回線網がdocomoの格安SIMであれば…今使ってるiPhoneのSIMカードを差し替えるだけでそのまま使う事が可能。新しく「SIMフリーiPhone」を買う必要がないのでdocomoのiPhoneを使ってた人はととてもラッキー♪です。(※ 対応状況は各格安SIMキャリア上でも、ちゃんとチェックしましょう。)

auについては、au回線の格安SIMも一部あるものの…ios的に対応していないというなんとも残念な感じ。SoftBankに至っては、そもそも回線利用してる格安SIMがありません。(僕です…)

auとSoftBank版のiPhoneを使ってる人は現状大人しく諦めて、AppleStoreで新しく「SIMフリーiPhone」を買う道しかないのです。

 

自分がどれぐらいの容量を使うか確認

これまで、大手キャリアの店舗で契約してきた人なら、窓口でどんなプランがあってどんな特徴があるのか?という事を懇切丁寧に教えてもらったはず。 ですが、格安SIMの場合には自分の目で見て判断していく必要があります。

特に分かりにくいのが、各格安SIMのキャリアで設定されてる多彩なプラン。プランが豊富すぎて…この時点で挫折してしまいそうですが、基本は「どれぐらいの容量を使う?」という事別に、金額が設定されてるだけです。

自分が月々どれぐらいの量を使ってるの?という事は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

iPhone格安SIMは何GBにする?データ通信量確認方法

 

 

格安SIMを利用するまでの流れ

では、実際に格安SIMを使い始めるまでの流れはどんな流れとなるのでしょうか? ケース別に分けて大まかな流れを解説します。

電話機能付きの格安SIMを使う場合

新規契約

電話番号は引き継がず、新しい番号で登録する時の流れです。

  1. 格安SIMのサイト上から申込み。
  2. 本人確認用の書類データを送信。
  3. 登録時の住所にSIMカード到着。
  4. iPhoneに挿して利用開始!

本人確認用の書類データは、カメラやスマホで写真と撮った免許証・パスポート・保険証等の画像データを送る形。また、ほとんどの会社でクレジットによる支払いのため、自身のクレジットカードが必要となります。

機種変更

これまで使ってた、090/080等から始まる電話番号を引き継いで利用する場合の流れです。

  1. 格携帯キャリアで「MNP予約番号」を発行してもらう。
  2. 格安SIMのサイト上から申込み。
  3. 本人確認用の書類データを送信。
  4. 登録時の住所にSIMカード到着。
  5. iPhoneに挿して利用開始!

docomo・SoftBank・au等の大手キャリアから、格安SIMへ移行する場合にはMNP(ナンバーポータビリティー)を使います。大手キャリアでは、ネット上の管理画面で「MNP予約番号」を発行可能。また、MNPを利用する場合には、直接店舗に行って解約手続き等も行う必要がなく、MNPを使って番号が引き継がれた時点で、解約金等の支払い請求が元々のキャリアから届く仕組みです。

ちなみに、大手キャリアで途中解約する時。SoftBankの場合に必要な金額は以下のとおり。(僕の例)

  • 契約解除料:9500円
  • iPhoneの分割分支払いの残ってる分全て
  • MNP転出手数料:3000円

他、iPhone実質無料になりますよー の割引分もなくなるので損しますよ…的な事も言われます。現段階で解約するとどれぐらいかかるのか?という事は各キャリアのWEB上でもチェックできますし、面倒臭ければ店舗で直接聞いてみてもOKです。

データ版SIMを使う場合(電話番号ナシ)

通話はナシで、ネット通信のみ利用する時のデータ版SIMの場合です。

  1. 格安SIMのサイト上から申込み。
  2. 登録時の住所にSIMカード到着。
  3. iPhoneに挿して利用開始!

手続きも一番シンプルで簡単。 稀に本人確認の書類が必要な会社もあるようですが、ほとんどの場合、名前や住所等の情報を打ち込むだけでOKです。但し、やっぱりクレジットカードでの支払いなので、自分のクレジットカードはちゃんと用意しておく必要がありますね。

 

ちなみにSIMには「SMS機能付きSIM」もあります。これをつけるか?つけないか?の必要性については次の記事でまとめています。

▶  iPhoneで格安SIMを使う時、SMS機能付きは必要?

 

 

格安SIMを比較しよう!

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いろいろなキャリアから出ている格安SIMはその種類も豊富です。

「そもそも格安SIMがよく分からない!」「どのメーカーのSIMが良い?」という人も多いかも。

そこで、格安SIMでいまさら聞けない基本的な部分と、iPhoneで使えるおすすめのSIMをまとめました。

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