iPhoneで子供の「運動会の動画」をきれいに撮影するやり方
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iPhoneを使って、子供の運動会の動画撮影を「いい感じ」に撮るコツや、覚えておきたいポイントをまとめました。
ズーム機能は使わない
iPhoneで撮影する時に動画撮影でズーム機能を使わないようにします。理由はズーム倍率をあげるにつれて画像が汚くなるから。
iPhoneのズーム機能はソフトウエア上で「ズームしているように見せている」デジタルズームです。見せているだけなので、倍率をあげるほど画像が荒れてしまいます。
iPhone7からメインになっている「デュアルカメラ」ですが、これはiPhone本体に広角用レンズと望遠用レンズを2個つけて、役割分担させています。
「望遠レンズがついてるデュアルカメラ付きiPhoneなら、ズームしても大丈夫なのでは?」と思ってしまいがちですが、デュアルカメラの望遠能力も最大で2倍までです。(執筆時点のiPhone X等も同様)
2倍以上にズームしようすると、ソフトウェア上の処理となるので、デュアルカメラであっても荒れた映像になってしまいます。また、動画撮影の場合デジタルズームできる倍率も最大で6倍までです。(画像は10倍まで)
運動会シーンでは、校庭の端から校庭内のグラウンドにいる子供を撮影することが多いので、ズーム機能は欲しいところ。
そんな時には、iPhoneに別付けで取り付ける望遠レンズを活用するのがおすすめです。
iPhoneの映像が荒いデジタルズームの最大倍率6倍を超える、10倍や20倍での動画撮影が可能で、しかもレンズの最大倍率まであげなければ、ほとんどレンズから見る映像を変わらない動画を撮影可能で、低予算ながらかなり進化してきています↓
▶関連:運動会の動画撮影におすすめ!本当に使える「iphone望遠レンズ
ただし、iPhone 7 PlusやiPhone 8 Plusにはデュアルカメラが搭載されているため、レンズを使って、キレイな画質のままズームすることが可能です。
露出を手動で調整する
iPhoneで動画を撮影していると、なんだか映像が明るくなったり暗くなったり感じてしまうことがあると思います。
これは、iPhone側が自動で被写体にピントをあわせつつ、そのピントのあった光の量を自動調整しているため。
被写体が動かない画像撮影ならありがたい機能ですが、動画で被写体が動いている時の撮影では、このオート機能が邪魔になりがちです。
そこで、おすすめなのが、AE (Automatic Exposure/自動露出)/AF(Auto Focus/オートフォーカス)をロックしてしまうやり方。
AE/AFのiPhoneでの仕組みや、実際にロックする方法については、次の記事も参考にしてみて下さい↓
▶関連:iphone Xでカメラアプリを使わず明るさを調節して夜景を撮影する方法
パンする時の注意点
パンするとは、被写体をベースにカメラの向きを変える方法。
運動会シーンなら、子供が徒競走をしている時に、走っている時の映像を撮影する場合等の使えるテクニックですね。
実際にパンで撮影している実例はこちら↓
こちらの動画を見ても分かるとおり、本来は三脚等を使ってしっかりカメラを固定してパンする方がキレイに撮影できます。
ですが、運動会では小学校によっては「※三脚禁止」としている所も多く、三脚を使ってしっかり固定することはできません。
では、どうすれば三脚を使わずにキレイにパンする映像を撮れるのでしょう?
そもそも、三脚を使う意味は「しっかりとカメラを固定する」ということ。なので、これに近い状態を自分自身で作り出せば 三脚を使うほどの映像は無理でも、それに近い映像を撮ることができます。
おすすめのやり方は2点です↓
- iPhoneを構えたまま、しっかり脇をしめる。
- iPhone本体を動かくのではなくて、身体の向きごと変えるイメージで撮影する
シンプルな方法ですが、なにも意識しないよりも、iPhoneでもかなりキレイなパン撮影ができるはずです。
その他、iPhoneの簡単マニュアル
iPhoneの基本操作や、覚えておきたい便利ワザをまとめています。▶:続きを読む