iPhoneのApple IDを複数持つ事のメリット・デメリット

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iPhoneで使用するApple IDを複数個持つ事のメリット・デメリットについてまとめました。

photo by Ashok Govind

 

 

Apple ID 基本は1人に1つ!

Apple IDを使う場面は主に以下のとおり。

  • App Store
  • iTunes
  • iCloud

他にもFace TimeやiBooks Store、Apple TV等でも使用しますが、主な用途は上記3つが多いはずです。

App Storeでのアプリの購入やダウンロート。iTunesでの動画や音楽の購入及びダウンロード。iCloudでのバックアップや写真等の共有等ですね。

Apple IDが1人につき1つが基本となる理由はこれらの「使用用途」が理由です。アプリや動画の購入履歴がApple IDで管理される事はもちろん、写真の共有等はかなりプライベートな内容となるためです。

 

Apple IDは複数持つ事が可能。

個人情報やプライベートな購入履歴等も残るため、基本は1人に1つを推奨。Apple公式でもそのように伝えてあります。

但し、複数のApple IDを持つことはできないのか? というとそういう事ではなく1人がいくつかのApple IDを使う事は仕組み上は可能です。

Apple IDは基本的に登録時に使用したメールアドレスがそのままApple IDとして使用します。ですので、複数のメールアカウントを利用する事でその分だけApple IDを作成する事ができます。

また、通常作成時にはクレジットカード情報の登録が求められますが、ある手順を踏むことでクレジットカード情報なしでApple IDのアカウント作成をする事も可能です。

▶関連:iPhoneのApple IDをクレジットカード情報ナシで取得する方法

 

 

Apple IDを複数持つ事のメリット・デメリット

では実際にどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか? まとめました。

Apple ID 複数のメリット

iCloudの無料容量が使える

iCloudは無料で使える5GBの容量があります。アカウントを複数持つ事でこの無料分を使用する事が可能。但し、当然その容量分のiCloudを利用するためには、都度アカウントの切り替えが必要です。

アプリの履歴を個別に管理できる

複数IDを持ちたい最も大きな理由かもしれません。

ちょっと人には言いにくいアプリをインストールしたり、内緒にしておきたいアプリをダウンロードしていた履歴等がある場合は、メイン用とサブ用の2つのIDをがあると便利です。

この場合は、1台のiPhoneでIDを切り替える場合が多いと思いますが、都度ログインとログアウト操作を行う面倒さもあります。

子供用iPhoneの管理に

機種変更等によって、古いiPhoneを子供用に与えてる人も多いはず。子供用の無料アプリを多くダウンロードするはずですが、その時の専用に別のアカウントを持ってると便利です。

プライバシー設定によって、今持ってるアカウントに制限をかけて使わせる方法もありますが、無駄にダウンロード履歴が残るためちょっと不便。「クレジットカード利用なし」設定で作ったアカウントを利用する方が実際の使い勝手が良いはずです。

この「子供用iPhoneの設定」の具体的なやり方は、次の記事を参考にして下さい↓

▶関連:年齢制限解除ナシ!iPhoneで子供用Apple IDを作成する方法

Apple ID 複数のデメリット

増えすぎると管理が面倒?

子供用にひとつ与える程度であれば問題ありませんが、「◯◯用」「◯◯用」とあまり大量に増やしすぎると管理が煩雑になってしまうかも。

メールチェックが複数になる

Apple IDが複数あるという事は、当然その分メールアカウントも必要となります。使用したメールアドレス宛てには、購入履歴や不正アクセス(またはその可能性)があった場合にもメールがあり、以外に大事な情報が送信されてくる事も多いです。

メールソフト上で全てのメールアカウントを管理すれば良いのですが、そのメールチェックもアカウントを増やしすぎると事で面倒になってくるかもしれません。

そもそも一つのApple IDで、複数のiPhoneは使える

iPhoneやiPad等、複数のApple端末を使うからIDもその分いるのでは?という心配は無用です。

IDひとつあれば、どの端末でも同じように使う事ができます。

例えば「このiPhoneにはこのアプリを入れて、こっちのiPadにはこのアプリを入れておきたい」という風に、同じIDでも別々に設定する事は可能です。(※履歴は同じように残ります。)

アプリの全情報、音楽データ、写真などなど。これらの情報を完全に独立させたiPhoneをもう1台!というケースを除いては、サブアカウントを作る必要性はありません。

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