2020年から始まり全世界を混乱の渦に陥れた新型コロナウイルスのパンデミックもようやく終息し、ここ2024年頃から再び海外旅行に行き始めた方も多いのではないでしょうか。そんな言葉や文化が異なる見知らぬ土地での滞在時に、ライフラインとして必要不可欠なのはスマートフォンですよね。ただ、そのような海外旅行の場合、現地でSIMカードを購入するかWiFiレンタルを利用するのか、どっちがいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は海外旅行時にSIMカードとWiFiどっちにするべきか迷っている方のために、メリットとデメリットを交えて紹介します。
海外旅行でSIMカードとWiFiどっちが便利?
海外旅行時にSIMカードを購入するのとWiFiを使用するの、どっちが便利かと問われると個人的にはSIMカードを利用するのがオススメだと思います。ただどちらもメリットとデメリットがあって、使用用途や本人の語学スキルや目的などによって、どっちがオススメなのかは異なります。
ここからは海外旅行時にSIMカードとWiFiを使用するメリットとデメリットを、それぞれ順々にお伝えしていくのでご覧ください。
SIMカードのメリットとデメリット
海外旅行でSIMカードを利用する最大のメリットは、日本にいる時と同様にスマートフォンを使用できる点です。Googleマップや翻訳アプリも。SIMカードを購入すれば問題なく使用できるので、初めての土地でも安心して滞在できますよね。
デメリットとしてはSIMカードの契約に手間がかかること、そしてスマートフォンの端末によってはSIMカードのサイズが異なったり、滞在日数に対して割高になってしまう点などが挙げられます。また、SNSなどに頻繁に写真や動画をアップする方はデータ容量が規定に達しやすくなり、改めてチャージするか購入し直す必要があるといった点もデメリットですよね。
日本のSIMカードでも海外で使用できる?
実は日本のキャリアのSIMカードでも海外で問題なく使用できるSIMカードがあるのはご存じですか?
2025年4月現在、ドコモ回線を用いたキャリアAhamoと楽天モバイルは海外でも手続きや追加料金不要で通信回線を使用することができます。Ahamoは海外で通信開始以降、15日間で30GBの使用ができるのでかなり便利なのではないでしょうか。その一方楽天モバイルは海外でも2GBまでなら無料で使用することができます。
WiFiのメリットデメリット
海外旅行でWiFiを使用するメリットですが、スマートフォン以外のタブレットやパソコンの端末が使用できたり、同行者と共有することができたりなどが挙げられます。特に複数人で海外旅行に行くのであれば、シェアできるWiFiが一つあるだけでもかなり便利ですよね。
その反面、デメリットは荷物が増える、レンタル料金が割高になる、バッテリーが切れたらネット通信ができなくなる等の点が挙げられます。特にバッテリー切れは死活問題となるので、予めモバイルバッテリーなどを用意しておいた方が無難と言えるでしょう。
まとめ
以上、今回の記事では海外旅行時にSIMカードとWiFiを使用するのはどっちがいいのかについて紹介しましたがいかがでしたか。海外旅行時に使用するSIMカードとWiFiにはどっちもメリットとデメリットがあり、旅行者の目的や人数などで異なります。また、紹介したようにAhamoや楽天モバイルだと海外でもそのまま使用できるので、面倒な手続きや登録が嫌だという方はどちらかのSIMカードを事前に用意しておくのがベターなのかもしれません。ただ、海外旅行に行く際は、SIMカードにせよWiFiにせよ盗難に気をつけてくださいね。