iPhone・Safari「追跡しない」の意味と設定方法

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iPhoneのSafariの設定項目の中にある「追跡しない」の意味と、設定方法について解説します。

photo by Tim & Selena Middleton

 

 

Safari「追跡しない」とは?

Safariの設定項目を見てみると「追跡しない」という項目がある事に気づきます。何を追跡しないのか?というと、ネット上の広告に追跡されるかされないかという設定です。

ネット広告の業界で「リタゲ」「リマケ」等と呼ばれている広告の種類です。ネット上で表示する広告を、出稿元の業者がリタゲ設定をしていると、閲覧しているユーザーが検索したキーワードや閲覧したサイトの情報を元にして、追いかけるようにして広告を表示させる事ができます。

例えば、最も分かりやすい例で言うとAmazonや楽天の広告。

これらネットショップで探しものをしていて、見ているタイミングでは買いませんでした。ですが、後でまた別のサイトを閲覧していると… 以前に見たはずのネットショップの商品が広告に表示されていた! という経験があるはずです。これが、いわゆるリタゲの代表例となります。

 

 

「追跡しない」の設定方法

リタゲやリマケは、主に広告主にメリットのある機能ですが、「あ!そうだった、これ買うの忘れてた。」のように、ユーザーにとってメリットとなる場合もあります。

その反面、自分しか知らないはずの情報を元に、広告が表示される事に不快感を感じる人もいるかもしれません。

そんな時、Safariでは簡単に「追跡しない」の設定をする事が可能です。

 

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やり方はシンプルです。「設定」>「Safari」の順に進み、画面真ん中あたりに表示されている赤枠部分「追跡しない」にチェックを入れるだけです。

ただ、この機能も100%完璧ではなく、設定をONにしていても追跡される場合もあります。どうしても、気になる場合には、まめにCookieや履歴の情報を削除する方法がベストです。

 

 

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